インカ帝国から引き継がれる農産物・ペルー

ペルーは南北に縦走するアンデス山脈により、３つの地域に区分されます。
沿岸地帯、高原・山岳地帯、および熱帯雨林地帯から成り、アンデス山脈を有する高原地帯はじゃがいもの栽培では有名で、その品種も多種にわたります。

沿岸部では、アスパラガス・アボカド・マンゴーなどの農産物が収穫されています。近年はその肥沃な土壌を生かした「アスパラガス」の栽培・生産で世界の主要国へと市場を急速に拡大をしました。品質の高さ、バラエティなどの点からも高評価を得る商品に成長しています。

果物では、アボカド、マンゴーが輸出の柱となっており、ヨーロッパ方面への輸出もその幅を広げています。マンゴーの収穫は赤道付近より南下し、１２月ごろより収穫が始まります。ペルー産アップルマンゴーはそのクオリティーの良さから、世界に輸出されています。アボカドも重要な輸出製品の一つであり、拡大の一途となっています。